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はじめに

おうちの方も頭を悩ませているのではないでしょうか?
ここでは、おうちの方といっしょに『読書感想文』の書き方をしっかりと押えてもらい、
楽しく『読書感想文』が書けるコツをご紹介します。
ただ本を読むだけでは、なかなか書けないものです。
そこで、読みながら【メモ】を取って、「ここがよかった」「ここが感動した」という場面を押えておき、
なぜそう思ったのかということを押えていくようにします。
そうすることで、『読書感想文』が書きやすくなり、考えながら楽しく本を読むことができるのです。
お子様用に、『感想文 事前プリント』を用意しましたので、
プリントアウトしてご活用下さい。
1.本を選びましょう
本をさがすポイントは、お子さんが読みたいと思った本が一番です。感想文の指定字数は、応募先によって異なります。
参考までに、北九州市児童生徒読書感想文は、1・2年が400字、3・4年が800字、5・6年が1200字となります。
普段では、なかなか書かないような字数を、クリアーしなければなりません。
読みたくないない本では、なかなか筆が進まず、
「感想文を書くのは、おもしろくない」「作文は、嫌いだ」などと、思ってしまう事があります。
上手な読書感想文を書くためには、本を何度も読みかえす事も、大事なポイントの1つになります。
その為にも、お子さんの読みたい本を選ぶ事は大事です。
では、お子さんの読みたい本は、どうやって選べばよいのでしょうか。
お子さんが、普段から読んでいる、好きな本や好きなシリーズはありませんか。親は、「こんな本を読んで大丈夫かしら」
とか「これは、内容がイマイチだ」と感じ、お子さんの意思を無視した本選びをしてしまうことがあります。

そこを、親はちょっとがまんして、お子さんの気持ちを尊重してみましょう。
年令によって、本に対する感想は、違ってくるはずです。
また、お子さんのなかには、ほとんど本を読まない人もいると思います。
そういう場合は、学校で学習しているテーマに関する本や、
「おや、どんな本だろう」と読む人の興味をそそる本を選んでみましょう。
例えば、最近よく耳にするエコ問題、地震の問題等、
親が上手にアドバイスしてみるのもよいことだと思います。
また、昔から伝わっている物語を読んでみてもよいと思います。
2.感想文を書くための準備をしましょう

本を読みながら、心に残ったページをしおりではさんでおきましょう。
しおりは、2、3枚を目安にすると良いです。
たくさん、はさみすぎると、書きたい ことがまとまりにくいようです。

本を選んだ理由を書くのですが、「図書館で、題名がおもしろそうだった」「お母さんに進められて」
「表紙の絵がかわいかったから」などという、かんたんな事でも良いと思います。
また、エコの本を選んで、「新聞で環境問題に興味を持ち・・・」等と、しっかりした理由を書けたら、すばらしいですね。
ですが、お子さんの単純な動機を書いても、素直な気持ちで良いと思います。

あらすじを書くところですが、作文用紙で、5・6行の字数にまとめるようにしましょう。
詳しく書く必要はありません。
簡潔に書きましょう。本をきちんと読んでおかないと、なかなか書けないですよ。

「ここがいい」「ここでドキンとした」と思うところを書き出してみよう。
どうして、このように思ったのか自分の意見も、書き出しましょう。
しおりに、直接書いておいても大丈夫ですよ。

本を読んで思い出した、自分自身の出来事をメモしてみよう。
「これだ」と思うものが一つあれば、いいですね。審査員が注目する部分がココです。
お子さんらしさを一番出せるところなので、できるだけ具体的に書きましょう。

本を読んだあと、お子さんが、強く思ったことや考えたことをまとめてみましょう。
「自分はこう思った」(感想)、「自分はこう考えた」(意見)が、わかる文になれば良いですね。
「感想」は、「〜がおもしろかった」で終わらないようにしましょう。
「意見」は、自分の考えが伝わるように、ハッキリ言い切ってしまいましょう。

これからの生活に、この本を読んだ経験をどういかすのか書いてみましょう。
本を読む事が、楽しいと伝わるといいですね。
3.準備が終わったら、実際に読書感想文を書きましょう

・文字の間違いや原稿用紙使いの方も、しっかりチェックしましょう。習った漢字を使いましょう。